バット博士記念ホーム(町田市)
児童養護施設「バット博士記念ホーム」に新しい学習机とベッドが納入されました!
町田市の「バット博士記念ホーム」は、両親の離婚や病気など何らかの理由で家族と離れざるを得ない子供たちが生活する児童養護施設です。2歳~18歳までの40人ほどが暮らしています。
子供たちをできるだけ家庭的な環境で養育するという理念から、このホームでは少人数で生活する環境が作られています。本園では22名が4つの戸建て住宅(「家庭舎」と呼ばれています)に分かれて暮らし、外の地域に置かれた3つのグループホームでは、それぞれ5~6名の子供たちが生活を送っています。
そのグループホームのひとつに、子供たちのための学習机とベッドが運び込まれました。これまで使っていたのは10年以上前に中古で購入したもので、安全面でも不安があったとのこと。買い換えにあたっては、二人一部屋の限られた空間を有効に利用するため、机とベッドが一体になったタイプが選ばれました。
この一体型の机とベッドは、子供たちもたいへん気に入ってくれています。机の前に座ると、ベッドや本棚に囲まれた「自分だけのスペース」と感じられるのだそうです。このささやかな「自分の城」は、子供たちがホームを巣立ってゆく日まで、彼ら一人ひとりのよきパートナーであり続けてくれることでしょう。